キャリア

大手 or ベンチャー論争に終止符を打つ

2024年4月5日

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新卒の就職先として、大手かベンチャーかという論争が一生続いている。人それぞれ置かれた環境も志向も違うから、結論「人それぞれ」で終わってしまうのだが、そんな無責任な回答に価値はない。

「人それぞれ」であることは間違いないのだが、貴重な新卒カードを無駄にしないために自分なりの解を紹介する。

持ち家賃貸論争並ぶ2大論争にそろそろ終止符を打つ時が来た。

自己紹介

エビマガの著者「エビ」は新卒で大手製造業に入社した。そこで5年ほど勤めたあと、大手コンサルへ転職し今に至る。

つまりこれから大手ベンチャー論争を語ろうとしている人には、ベンチャーで働いた経験がない。

「なんだ大手を勧めるポジショントークかよ」と思われるかもしれないその通りである。逆に自分の経験から感じたこと以外を語る方が無責任だし、それならChat GPTで事足りる。ということで、大手に行って良かったと思っている人間がなぜベンチャーではなく大手をオススメするか解説していく。

迷う人は大手に行け

おそらくこの記事を読んでいるあなたは、大手かベンチャーか迷っている。そんなあなたは大手に行くべき。

なぜならベンチャーでゴリゴリやる覚悟のある人は、迷うまでもなくベンチャーを選択しているから。そういう人はこの記事には辿り着いていない。

どっちにしようか迷うレベルの覚悟であれば、大手に行く方が失敗が少ない。そこには明確な理由がある。

逆に「いやいやベンチャー以外ありえない!俺は3年以内にこの業界で絶対起業するんだ!」という人はこの記事を読むことはないだろうがどうぞ迷いなくベンチャーへお進みください。

理由①大手でも当たり前に成長できる

おそらく「ベンチャー=成長」「大手=安定」というイメージがあって、成長環境を求めて迷っているはず。成長したいという意欲には溢れているが、失敗したときのリスクが大きそう。だから大手でじっくりできることを増やした方がいいのかな?なんて具合だろう。

でもこれには泣く子も黙る反論がある。

それは大手でも成長できるし、ベンチャーでも成長できるかどうかは自分次第。ベンチャーにいたことがない自分が自信を持って言えることは、どの環境にいても結局自分次第なのである。(?)

むしろ大手では、潤沢な資本を生かして規模の大きなことができるし、業界の第一人者的な人に囲まれてキャリアを送れるし、教育体制も長年の積み重ねで洗練されているかもしれない。これらは自分が新入社員時代に感じたこと。

ということで、成長したいという観点のみでベンチャーを選択するのは得策ではない。

理由②ベンチャーにはいつでも行ける

もし大手のカルチャーに合わなかったとしても、ベンチャーへの転職は難易度が低い。逆にそもそも新卒でしか入れない大手も存在するくらいにベンチャー→大手の転職はなかなかに難しい。新卒で数百人採用しているし、中途募集があったとしてもその業界の精鋭たちが集まってくる。

また入りたいと思っているベンチャーの役員陣の経歴を一度見てみることもオススメする。そう、ベンチャーでいいポジションに就いている人はほとんどが大企業出身なのである。

まずは大手で業界の知見を付けて、そこからベンチャーを考えてもいいのではないだろうか。

理由③大手の看板は想像以上に有利に働く

1社目が最終学歴と言われているほど大手の肩書きは転職市場で必ず有利に働く。

実際に今のコンサル会社の中途採用でも、学歴は優秀でも1社目がベンチャーであるばかりに選考にすら乗らないという話を聞いたことがある。

また大手で働いたということは最低限のビジネスマナーを兼ね備えた人材であると判断されるし、会社の外で数千、数万人のネットワークを活用することもできる。

つまり1社目で大手を選択することは、迷えるあなた方の将来の選択肢を確保することにつながる。

繰り返しになるが、迷うまでもなくベンチャーを選択するマインドの持ち主はこの限りではない。

まとめ

以上ベンチャーを経験したことのない人間が、大手をオススメする理由を紹介してきた。

自分自身は大手を選択した過去の自分に感謝しているし、もう一度就活生に戻っても同じ選択をする。今後興味のある業界で有利なポジション、かつストックアプションが与えられるのであればベンチャーを検討する可能性があるかもしれない。

ということで迷うくらいであれば大手を選択して、そこで成果を出すことをオススメする。

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