誰もが知る有名メーカーに新卒入社し、親や親戚が喜んでいたのも束の間。
第二新卒で修羅の世界 "コンサル" へ転職してしまった。
「あんた何考えてるの?」とお母さんに言われたことは記憶から消しておくとして、そんな自分が感じたメーカーとコンサルのギャップを紹介する。
メーカーからコンサルに転職を考えている人、メーカー出身ではなくともコンサル業界を覗き見したい人の一助になれば幸い。
目次
メーカーからコンサルに転職した理由
そもそも「なんでメーカーを辞めて、コンサルに転職した理由したの?」と思う人のために、転職の背景から説明する。
メーカーを辞めた理由は、ズバリ1つ。商品に興味を持てなかったから。
いやいやそんなこと入社する前に分かってただろ、という指摘はその通り過ぎて何も言い返す言葉はないんだけど、配属されてすぐ「ああ、ここは足を踏み入れてはいけない世界だ」と直感で感じたのを覚えている。
第二新卒転職がやばいと言われることに対しては、以下で回答済。
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直感はよく当たるもので、一生興味のない業界の製品に携わっていくイメージが持てず、第二新卒のタイミングで転職をした。
メーカーからコンサルに転職して変化したこと
数ある業界の中で、なぜコンサル業界に決めたのかはこの記事で触れているから割愛するとして、業界が変われば文化も変わる。
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ということで、コンサル転職をしたことで起きた変化を紹介する。まずはいい面から。
給料が上がる
若手のメーカーは薄給なのである。大手メーカーの平均年収は1000万超となっているが、あれは40歳過ぎの話。
誰もが知る大手メーカーであっても、20代前半〜中盤の若手は500万〜600万が相場。
それが転職することで一気に+200万になったりするから、給料面のインパクトはでかい。
手取りが月10万以上増えるから、目にみえて生活が変化する。具体的には、ラーメンのトッピングを遠慮せずできるようになった。
汎用的なビジネススキルが上がった
コンサルは、ロジカルシンキングや会議のファシリテーション、資料作成などの汎用スキルを徹底的に叩き込まれる。
資料作成では、マウスなんか使ってたら「え?何してんの?」みたいな目で見られるくらい、ショートカットを使えることは前提。
案件をこなしながら、常に上司に鍛えられる環境があるから、メーカーにいる時と比べてどんな環境でも働ける人材に近づいている感覚がある。
メーカー時代は、ひとつのテクストボックスで資料を作成していた自分が、今では複数のオブジェクトを綺麗に整列させながらコンサルっぽい資料を作れるようになった。感激。
案件単位で仕事が変わって刺激的
コンサルはプロジェクト単位の働き方だから、案件単位で仕事内容もチームメンバーも一新される。
大体数ヶ月~1年単位でコロコロ変わるから、飽きることなく常に新しい環境に身を置けるから刺激的で楽しい。
メーカーの部署異動が高サイクルで起きるイメージだから、飽きずに働けるのが個人的には転職して良かったポイント。
ただもちろん全てがプラスになるなんてことはなくて、トレードオフの側面も存在する。
労働時間が増えた
メーカー時代は、周囲を見渡してもワークライフバランスを重視している人が多かったし、遅くて20時(月に1~2回程度)には帰れていたのが、今では20時だと早い方。残業時間45時間を超えることもよくある。
とはいえ、自分自身はコンサル転職を修行の一環として捉えているから、ここは想定内。
逆に毎日定時退社して、アフター5を充実させたいという人は、コンサルに絶対来ない方がいい。
一生いるイメージは持てない
ここも想定内ではあったんだけど、コンサルに一生いるイメージは持つことができないと再認識した。
理由は、心身ともにハードだから。
ある程度、事業会社でレイヤーが上の人の期待を常に超えることを求められているからしんどい。やっぱり、いつかはまったり働きたい。
第二新卒でコンサル転職はいい選択肢
メリットもデメリットもあるけど、個人的には第二新卒でコンサルに転職することはいい選択肢だと思う。
常に成果が求められる刺激的な環境で働くことは、勤め人を続けるにしても、独立するにしても、必ず自分の血肉になる。それにハードな環境が報われるだけの給料ももらえるから頑張れる。
ビジネス戦闘力を上げたい!成長したい!という人にとって、こんなに恵まれた環境はないと思うから、少しでもコンサル転職に興味があれば、知り合いや転職エージェントと話をしてみることをオススメする。
第二新卒にオススメのエージェントは以下の感じ。(全て転職意向がなくても無料相談可能)
マイナビジョブ20's
特徴
- マイナビの情報網を活かしつつ若年層に特化
・マイナビ唯一の20代、特に社会人1年目から3年目の転職支援に強みを持つサービス - 内定まで徹底サポート
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ハタラクティブ
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ネオキャリア
特徴
- スタッフが全員第二新卒経験者
・豊富な経験を持つのキャリアアドバイザーが履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も担当 - 1人あたり平均10時間の手厚いサポート
・初回面談は最大2時間!過去、現在、未来をお伺いし、一緒にキャリアプランを立案 - 充実したアフターフォロー
・内定後も書類のお手伝いや入社前研修を実施
・入社後も定期的に担当から近況確認あり
UZUZ第二新卒
特徴
1,内定率83%以上・書類通過率87%以上
・選考企業毎にカスタマイズされた面接対策を無制限に実施
2,日本で唯一キャリアカウンセラーの9割が元既卒・第二新卒
・1人に平均20時間のサポートを行い、内定獲得まで徹底サポート
3,高い定着率
・離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態などで厳しい基準を設けることで、UZUZ第二新卒利用者の入社後定着率は93%以上
まとめ:メーカーからコンサルに転職して良かった
個人的には、メーカーからコンサルに第二新卒転職をして良かった。
配属されて数日で感じた違和感も、1年以上経ってもまだ感じていないから、目の前の仕事に全力で取り組みつつ、少なくともあと数年はいる予定。
世間一般で第二新卒は「すぐ辞める根性なし」とか「何もできない若者が転職したところで意味ない」とか言われがちだけど、自分のキャリアは自分でしか責任を取れない。
選択を正解にするのはあくまで自分、ということを忘れず、ただ老いていかないように一歩踏み出す勇気を忘れないようにしたい。